イタリアでの思い出
「発明」→「イタリアでの思い出」
気付いる人も多いとは思うが最近ネタが切れ気味である。
いつ放り出してもおかしくない状況である。
そんな中、解決策として思いついたのがシリーズものを作ろう。
よくある話である。
困った時の繋ぎにはなるであろう。
ということで「イタリアでの思い出」
シリーズものにするほどのものではないのが本音ではあるが・・・
イタリアで生活をして1年程過ぎた頃である。
手続きやらで1度帰国をした。
この帰国が1年間の生活で必要だなと感じたものを買い集める良い機会にもなったわけである。
何よりも欲しいと感じたものは炊飯器。
鍋で炊いて食べれるのですが、面倒なわけです。
あの面倒さから解決されるなら少し荷物にはなるけれど買っていこうと決意したわけです。
電気屋さんで購入して、成田空港のX線を通して、イタリア着いてからはあの中国人は何持ってるの?という目で見られながらも我が家まで持っていったわけです。
せっかく買ってきたわけだし、友達を呼んで白米パーティーをしよう。
とりあえず白米だけを食べようと。
飽きたらふりかけなどのオプションも使いながら楽しもうと。
その企画を友達に電話で話してみると、数名が集まってくれました。
まずはみんなに炊飯器様をお披露目です。
じゃ〜ん!!
お〜!!
そんな拍手喝采の中、電源入れろコールが起きてきます。
軽くじらしながらも変圧器を通してコンセントに挿してみます。
ウンともスンともいいません。
愛撫が足りないのでしょうか。
よく見ると炊飯器を可動させるのに必要な電圧が変圧器の変換可能電圧をオーバーしているわけです。
困りました。みんな不安気な表情に変わっていきます。
話し合った結果、変圧器なんか使わずに生で挿入してみようという流れに。
そんな馬鹿げた作戦を一人の理系上りの男は反対していました。
絶対止めたほうがいいと。
ワットがどうとかボルトがどうとか言われてもわかりません。
頭の中は、は・く・ま・いの四文字しかありません。
勝負するのみ。
そして、コンセントを挿して電源を入れてみました。
その瞬間。
ボッン!!!!
爆発と共に炊飯器はゴミと化しました。