スーパーファミコン世代
「ゴアトランス」→「スーパーファミコン世代」
スーパーファミコンが世に登場したのは僕が小学3年の頃だったと記憶している。
友達の家に遊びに行ったときに本体がグレー色に彩られ、
コントローラには4つのボタンがお洒落に配置された物体を目にした。
僕の持っていたファミコンとは確実にオーラが違っていた。
スーパーという名を付けるに相応しいとガキンチョながら感じていただろう。
スーパーという響きには特別なものがある。
若者的に言うならば「超」である。
超ファミコン。
超ファミコンが自分の家に置かれている姿を想像したら心の勃起をしていた。
友達の家から自分の家に戻ってすぐに親のところへ走りおねだりタイムである。
一生のお願いがあるんだけど・・・と。
何でも言う事聞くからさ・・・と。
何回「一生のお願い」というフレーズを使ったかわからない。
何回「何でも言う事聞くから」というフレーズを使ったかわからない。
そうやっているのも超ファミコンを買ってもらうまでである。
買ってもらってからは一日の約束時間を破りゲームに没頭していた。
きりのいい所でやめると言いながら。
そんな所が来ないことも知りながら。