靴下一丁

「ろうそく」→「靴下一丁」



靴下一丁で。


要は靴下以外スッポンポンで。


泣きそうな顔で。


懇願したことがある。


あれは遡ること6年くらい前だろうか。


相模大野にて。


ふらりと入った風俗店。


入った瞬間様子が変だとは思ったのは事実。


1万円くらいを支払い部屋に通される。


女の子登場。


「服を脱いで待ってて」と言われ靴下以外脱いで待機。


今思い出すと、あれは僕なりの警戒心だったのだろう。


足先だけは守ろうと。


女の子が戻ってきて紙を見せられる。


んんん?


30,000円または50,000円コース的なことが書いてあった気が。


女の子「どっちにする?」


んんん?


持ち金なし。


やばい。


僕「出ます。」


女の子「無理無理」


僕「最初に払ったお金はいいから出ます。」


女の子「ちょっと待ってて。」


出た〜。


怖いお兄さん登場。


お兄さん、どっちにするの?


カードも使えるから。


勘弁して下さいと靴下一丁で懇願するも。


銀行のカードを奪われ。


終わった。


お金は取られたけど、足先だけが守れてよかった。


靴下一丁履いてて良かったなって話でした。